つかさクリニック
質問・回答
Q&A
心療内科とは?
Q.
「心療内科」という言葉が出来た頃、対象となる疾患は心身症が主でした。心身症とは、表面的には身体の疾患(器質的あるいは機能的障害)でありながら心理的・社会的な要素が大きく関わっている病気(胃潰瘍、喘息、過敏性大腸症候群などたくさんあります)のことです。しかし現在では、心療内科の扱う疾患は幅広くなり、神経症やうつといった本来精神科領域であった疾患も対象とするようになりつつあります。すなわち、身体だけでなく、精神(心理)・環境・社会をも含めて、総合的に診る科目と言えるでしょう。下図のように、精神科と内科の間の領域というふうにおおざっぱに考えて頂いても構いません。
A.
どんな治療法がありますか?
Q.
当院ではまず医師がお話を伺って症状や患者様の置かれている社会的環境を把握したうえで適切な治療法を判断させていただきます。治療法はもちろんケースバイケースで異なります。ストレスが原因なら、その負担を軽減するために、考え方を変えてみたり、環境を変えてみたりするようなアドバイスをさせて頂くことがあります。また、周囲の反応に敏感になりすぎていたり、抑うつ気分が強いようなら、不安に対する心身の反応を軽減したり、意欲や気分を改善するためのお薬を使うこともあります。症状や御希望により、適当と思われる方はカウンセリングを受けて頂くこともあります(ただしカウンセラーにカウンセリングを受けた場合は保険は使えません)。
A.
カウンセリングとはどのようなものですか?
Q.
カウンセラーによるカウンセリングは、患者様に感情や気持ちを語っていただくことが主になります。医師の診察では、ゆっくりお話を伺うのは勿論ですが治療としては医師が主導する形(いろいろな説明をしたり、お薬を出したりと積極的に働きかける)になってしまいがちです。カウンセリングでは患者様の「治療」をするのではなく、あくまでも患者様の感情や気持ちを整理してこれからの方向性を見いだす「手助け」をするものとお考え下さい。
当院のカウンセリングは完全予約制で、1回1時間を充てています。カウンセラーは非常勤ですので、予約が取れないことがございます。まずは医師に御相談下さい。
A.
薬にはどんな種類がありますか?
Q.
代表的な薬の種類
A.
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抗不安薬(不安や緊張を軽減する)
-
睡眠薬
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抗精神病薬(強い不眠や幻覚妄想状態に)
-
抗うつ薬(抑うつ気分の改善)
-
気分安定薬(感情の起伏が激しいとき)
※なお、この「〜薬」というのはあくまでおおざっぱな分類であって、たとえばうつ病には抗うつ剤以外にも抗不安薬や睡眠薬、気分安定薬などを併用することは珍しくありません。
薬を飲み続けても大丈夫でしょうか?
Q.
一番よく受ける質問ですが、薬を飲み続ける期間は疾患や状況によって異なり、一概には言えません。同じ疾患でも、短期間(それでも2週間〜1ヶ月程度かかるのが普通です)の服用で回復する方もいれば、長期間の服用が必要な方もいます。要は焦らずじっくり治療することです。
時々、「もう治った」と思ったり、副作用が強いと思ったりして自己判断で薬を減量または中止してしまい、症状が再発したり悪化したりする場合があります。心療内科の薬は症状が軽減してからもある程度の期間服用しなければならないものも多く、またもし副作用が出ても、より軽い薬に変える等の対応は出来ますので、薬の減量や中止はまず御相談頂いた上で行って頂けますようお願いします。
A.
本人が受診したがらないのですが家族が相談に行ってもいいでしょうか?
Q.
患者様本人がどうしても受診したがらない場合は御家族 が相談に来られることもよくあります。お薬を出すこと は出来ませんが、患者様への接し方や、受診した方がい いかどうかなどのある程度のアドバイスをさせていただ くことは可能です(ただし、本人を診察していないわけ ですから、必ずしも的確ではないかもしれません)。
A.
医院情報
CLINIC.info
心療内科・神経科・精神科
院長:松岡浩司
受付時間
午前/9:00~13:00 午後/15:00~18:00
休診日 木曜午後、土曜午後、日曜、祝日
アクセス
TEL 088-697-2323
〒771-0203 徳島県板野郡北島町中村字上地8-1
バスをご利用の場合(徳島駅より)
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A2大麻線(四国大学前・西鯛ノ浜経由)大麻神社行き
-
A3鍜治屋原線(住吉・下の庄経由)鍜治屋原行き
いずれも「北島役場前」で下車。徒歩3分。
乗用車をご利用の場合
北島総合庁舎北100米。
フジグラン北3km。
駐車場9台(クリニック前4台、南隣の空地5台)